- 2020年3月2日
平泳ぎで膝内側が痛い
ベーシックコースの受講生さんより
平泳ぎでのひざ痛について
質問がありましたので
シェアします。
【質問】
平泳ぎをした後に、
膝のすぐ上の内側がとても硬く、
痛いとのことです。
すねの内側を押圧する方法で
緩めてみようかとやってみましたが、
なかなか硬さがとれません。
どうしたら
痛みを取れますか?
平泳ぎのキックは
2種類あります。
一つはウェッジキック、
もう一つはウィップキックです。
ウェッジキックは
脚を引きつける時に
股を外側に開きながら
つま先も外に向けた状態から
股関節と膝を伸展して
水を蹴ります。
ウェッジキックは
外股を多用するため
臀筋をよく使うことになります。
また、 伸びる時には 股関節内転筋
殿筋 大腿四頭筋
をよく使います。
ウィップキックは
脚を引きつけた時に
両膝間をこぶし1〜3個分に保ち
つま先を外側に向けた状態から
蹴り出します。
このキックでは
股関節の内転筋を使います。
また、
つま先を外側に向ける時に
ハムストリングスを多用します。
どちらのキックにも
共通するのは
股関節内転筋
臀筋
大腿四頭筋です。
平泳ぎのキックでは
膝の内側に伸張ストレスが
繰り返しかかり
疼痛を生じることがあります。
主に痛みの出るところは
内側側副靭帯や鵞足などです。
キック時に
股関節の回旋が不足すると
膝関節外旋が生じ、
膝の内側に負荷がかかります。
また、膝外反ストレスにて
疼痛が出れば
内側側副靭帯の炎症と考えます。
平泳ぎの推進力は
70%が下肢によるもので
膝の故障は起こりやすいです。
一般的な対処法は
下肢筋のストレッチになります。
JPRのテクニックでは
過用によってできた
筋硬結をとることで
滑走がよくなり、パフォーマンスの向上が
期待できます。
この患者さんは
どのようなフォームで、
どれくらい泳いでおられるでしょうか?
また、
普段の姿勢や体の使い方はどうでしょうか?
前述しましたが、
平泳ぎでの疼痛は
繰り返し動作によるものです。
ですから、
どのような動作を繰り返しているか?
という事を確認することは必須です。
機能面の評価としては、
膝の外反ストレステスト、
股関節の可動域の
確認などが必要です。
また、個別の評価として
過用しやすい部位である
股関節内転筋・殿筋・大腿直筋
も見てみて下さいね。
さらに、
鵞足の評価もしてみて下さい。
【アクションプラン】
・泳ぎ方や普段の生活の確認
・負荷量は適切か?
・膝外反ストレステスト
・股関節の可動域評価
・硬結好発部位の状態の確認
筋単体ではなく、
上記を総合してみて
引っかかってくる所を
探してみて下さい(‘◇’)ゞ
医療研究チーム
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