- 2020年2月26日
食事指導で大切なことは?
「食事や自主訓練など,
怠惰というよりも
分からないから継続できない方が多いと感じています.
患者さんに対する食事の説明は
どのようにしているのですか?」
という質問がありました.
栄養士だけでなく,
セラピストも食事指導をする機会はありますが,
なかなか継続してもらえないのが
悩みの種になったりもしますね.
最近はアプリやオンラインで
毎回の食事の写真を提出してフィードバックする便利なシステムがあります(‘Д’)
それくらい頻繁に関わらないと
継続するのが難しいものなのですね.
入院中の患者さんでしたら
退院前に栄養指導がされる場合もあります.
しかし,
様々な問題
例えば 用意する労力やマンパワー,
経済的な障害が出てきて
継続できないといったことも見受けられます.
【現代医学で対応できないもの】
疾患別・年齢別の食事指導は
様々なところでされています.
例えば,
糖尿病の入院患者に対する
栄養指導では…
「糖分の摂りすぎはダメですよ!」
「野菜から食べた方が血糖値の急上昇が
避けられますよ」
もう少し具体的には
ケーキには何g砂糖が入っている,
果物には果糖が入っている,
白ご飯だったら茶碗にどれくらい…など
でしょうか.
しかし…
ただこれだけ言われても
糖尿病の
おじさまは約束を守りません(笑)
おやつには
大好きなあんぱんをほうばってしまいます💦
【JPRの強み】
藤井翔悟事務所の各事業部では
食事に関わらず
疾病・人間関係・キャリアアップなど
様々な事に対して
「いま
この状態を放置していたら
将来どうなるの? 」
「いま
〇〇をしたら
将来どうなるのか?」
という問いを用います.
現状を放置した状態
↕
改善しようとした結果得られる状態
2つを比べて患者さんはどう感じるか?
どうなりたいと願うのか?
これを考える過程が
行動変容には必要と考えます.
【アクションプラン】
・一方的な食事指導は効果なし!
・食事に気をつけた場合と,
そうしなかった場合の違いを
長期的な視点で考えてもらいましょう!
- 〇〇を食べた日,食べなかった日の
体調の違いを
実感してもらうのは効果的★です.
・「食事の改善は一日にして成らず」
患者さんと一緒に考えながら
何が必要かピックアップしては
いかがでしょうか?
医療研究チーム
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