- 2015年8月16日
70代女性、股関節痛の評価で押さえておきたいポイントとは?
まずは患者情報から
70代の女性で
骨盤は後傾気味
円背が強く歩行時は
膝を曲げないと歩けない方です。
痛みとしては
歩行時に右股関節前面
ちょうど鼠径部あたりにあります
早速、疼痛誘発動作で
評価するのですが
まず痛みが軽くなったところ
「ディープフロントライン」
腸骨筋
後脛骨筋
「アームライン」
小胸筋
広背筋
肩甲胸郭関節
このポイントでは
痛みは軽くなりました。
そして逆に痛みが悪化するポイントは
「仙腸関節」でした。
仙腸関節に疼痛誘発動作をかけると
痛みが強くなって
まったく歩けません。
ではここは治療対象にならないのか?
なります。
というかここを治療しないと
取れない痛みがあります。
なので仙腸関節以外を
まず治療します。
そこで一度起きてもらうと
やはり歩き始めが痛いのこと
そこで仙腸関節を治療すると
ほぼ痛みはなく歩けました。
といった感じで
痛みが増悪する場合でも
治療するポイントになるということが
わかっていただけましたかね?
それでは本日はこの辺で失礼いたします。
最後までおつき合いいただき
ありがとうございました。
JPR協会関東支部長の山野井
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