- 2015年8月6日
この事実が理解できれば頸部の疼痛治療は怖くありません。
まずは昨日のおさらいから、
仕事がデスクワークで
その結果頸部に痛みが出た方です。
疼痛誘発動作で評価したところ
仙腸関節が原因でした。
さらに詳しく検査すれば、
左の仙腸関節が開いていて
動きが固かった為
調整した結果
頸部の痛みが改善しました。
ここまでが昨日の内容です。
さて本日はなんで仙腸関節?
ってところを考えていくのですが、
まず一つ言えるのは
デスクワークの方は
ずーっと座ってるってところです。
長時間の座位保持っていうのは
骨盤にかなりの負担がかかります。
そしてかかる負担は
ほぼ偏ります。
この方は左でした。
デスクワークの場合
右でマウスを操作することが
多くなると思います。
その場合左加重になり
仙腸関節にかかる剪断力が強くなります
その結果動作不全を起こし
痛みの原因になるといった感じです
そしてもう一つは
頸部とつながっているからです。
仙腸関節は全身の筋膜の中心です。
ここの動作不全は全身に出ます。
特に頸部はそのつながりが強い気がします。
仙腸関節を調整するだけで
頸部の回旋などは大きく変わります。
そして仙腸関節の簡単な評価法ですが
PSISに療法の親指を置いて
位置をみてください。
左右の高さだったり
開き具合だったり、
もしどこかに痛みがあって
仙腸関節にズレがあるのであれば
元に戻してみてください。
もし痛みの評価ができなくても
それだけでも変わるかもしれません。
疼痛誘発動作ができる方は
一度評価していただいて
変化が出るのであれば
仙腸関節のズレを評価してみてください。
そして元に戻してみてください。
いい結果が出ると思います。
それでは今回はこの辺で失礼いたします。
最後までおつき合いいただき
ありがとうございました。
JPR協会関東支部長の山野井
PS.頸椎症の痛みや痺れは手技では治せないと
思い込んでいる先生方へ
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