- 2015年10月2日
膝の痛みの謎が解けました
今日のテーマは
膝のことでお話ししたいと思います。
膝の治療って
なにしていいのって質問がやはり多くて
大腿脛骨関節をいじる人
パテラの動きを出すひと
上のうをいじるひと
機能解剖からやることはたっくさんありますが、
結果はどうでしょうか?
患者さんが満足していらっしゃる内容ですか?
結構患者さんって、
残酷で
正直にいってくれる人はすごっくありがたいですが、
よく気をつかって
なんとなくよくなったような気がするとか
よくなってませんからね、、
やっぱりきっちりと評価をして
よくなるよくならないの判断は必要かと思います。
なので
そんな方にむけて
膝の疼痛治療で大事な評価について
今日はみなさんにお伝えしたいと思います。
よく、
歩くと痛いって人いますよね?
みなさんそんなときどうしてます?
とりあいず動作分析、、、
膝のスラスト、
腰、肩、首、足部・・・
全部みてますか?
全部みてたらきりがないし、
実際無理でしょ?
そんなとき考えてほしいのが、
評価を細かくわけることですね。
たとえば
歩くときいたいっていうけど、
歩行動作っていうといろんな動作が組み合わさって完成してますよね。
たとえば
股関節の屈曲、伸展
膝関節の屈曲、伸展、はたまた下腿の回旋
体幹の回旋などなど
いろんな動作が融合してますよね。
ぼくたち臨床家ってすぐに
膝さわって
どう?
歩ける?
とか可動域がかわりましたっていうと思うんですけど、
結果患者さんって満足なんですかね?
可動域が5度かわりました、、とか
なにが言いたいかっていうと
なにで痛いのかを明確にして、
そこから治療にいくっていうスタンスですよ。
膝のモビリゼーションして、可動域がかわって
歩行が楽になりましたか?
じゃなくて
歩行する以前に
膝の伸展が痛いのか、
股関節の屈曲が痛いのか。
ぶっちゃけ細かく評価されている先生はわかると思いますが、
患者さん自身も気づいてないこと多々ありますよ。
たとえばぼくの今日みた人でも
立つときに膝が痛いっていったものの
立つ動作を分解して
股関節の伸展なのか
膝の伸展なのか、
足部の背屈もしくは底屈なのか
って動作を分解したら、
足部の底屈でどうやら膝が痛いという結果になりました。
なので
一概に立ち上がりや、歩行という複合動作につなげるのでなく
まずは動作から
細かく分解することでその方がなにで痛いのかを明確にして
あげてください。
そうすると、
指導する側も楽ですし、
その主動作筋に対してアプローチすればいいわけですからね。
今日はいつもの治療というところから
評価というところをお伝え致しました。
いきなり10あるうちの10を治すことは困難なので、
まずは1からいかないとやはり根本的な解決になりませんので、
まずは細かくみていくことが大事です。
歩行時にひざが痛いからひざをみるっていうのも
もちろん大事ですが、
実は足部の底屈が原因やったんやっていうところも
あります。
この視点は大事なことなので、
みなさんもただ膝をいじる
だけでなく、
このことも頭の片隅にとっておいて下さい。
また知っておくと
治療の選択枝が増えると思います。
意外と治せなかった痛みがここにあるのかもしれません。
とりきれない痛みの原因が実は、、、
っていうこともなきにしもあらずです。
ここも忘れずに
治療の展開にもっていくのも
おもしろいと思います。
今日はこんな話で終わります。
みなさんも是非試してみてみてください。
きっと痛みの治せない原因がそこにあるかもしれません。
次回も
痛みに関してまた
お伝えしていきたいと思います。
本日もブログを読んでいただきありがとうございました。。。
日本疼痛リハビリテーション協会 東海支部 長村 充
PS
もしこれが、あなたが手に入れたかった情報だとしたら・・・
どうぞお読みください。
https://理学療法士リハビリ研修会.com/hiza-oa/
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