- 2015年10月19日
求む!大腿骨頸部骨折の疼痛治療
今日のテーマは
大腿骨頚部骨折のことでお話ししたいと思います。
頚部骨折でネックなのが
痛みやと思います。
ここが整っていないと
うまくパスの通り進んでいかないと思います。
よく遭遇するのは
荷重時の痛みですよね。
術創部の痛みとかとくにあると思います。
ほかにも、
大腿部の外側らへんが痛いって人結構いらっしゃるのでは、、
しかも回復期でぼーちぼーち安定しているはずなのに
なかなか痛みが抜けきらない
こういうかたって
なんで痛みを訴えるのでしょうか?
この答えになる
こちらの筋です。
「腓骨筋」
そうなんですよ。
ここです。
ここは、
外側を制動している殿筋と関連があってですね。
殿筋とともに
外側の制動をしているわけですよ。
しかも
足部からの受け皿として
がんばっています。
そもそも
頚部骨折で臀筋を侵襲して
殿筋が使えない
あと筋膜自体がここでおかしくなっている
このことからなにがいいたいかっていうと
ほかで代償しているということです。
ほんらい体重を支持した時には
殿筋ですが、
それの代償が腓骨筋というわけです。
これは
筋のラテラルラインに属する部分なので、
この考え方はとっても大事です。
ほか足部にも影響があるため
足部の支持性もかわってきますので、
ぜひここをみてください。
ちょっとこんなところからもいけんねやなって
いうところをもっておけると
また臨床もおもろくなります。
意外と治せなかった痛みがここにあるのかもしれません。
とりきれない痛みの原因が実は、、、
っていうこともなきにしもあらずです。
ここも忘れずに
治療の展開にもっていくのも
おもしろいと思います。
今日はこんな話で終わります。
みなさんも是非試してみてみてください。
きっと痛みの治せない原因がそこにあるかもしれません。
次回も
痛みに関してまた
お伝えしていきたいと思います。
本日もブログを読んでいただきありがとうございました。。。
日本疼痛リハビリテーション協会 東海支部 長村 充
PS
もしこれが、あなたが手に入れたかった情報だとしたら・・・
どうぞお読みください。
https://理学療法士リハビリ研修会.com/daitaikotsu/
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