- 2020年2月24日
初回痛み治療10→どこまで減らす?
ベーシックコースの
受講生さんより
質問が来ました★
[質問]
初診のお客様の場合、
問診は別で
施術のみ30分使えるとしたら
10→どれくらいまで減らすことを
目標にしますか?
[回答]
【一般的事項】
まず、
ご自身がお客さんの
立場ならば
どこまで望みますか?
ちなみに
筆者の場合は0です。
せっかく時間と費用を
捻出して通うんですからね。
しかし、
高齢や重症例など…
場合によっては
一度にたくさん変化を出すと
体に負担がかかる
ケースもあります。
この場合は少しずつ
行うことが必要です。
仮に、
痛みの強さが0に
近くなったケースでも
痛みがとれた=原因がなくなり治癒
とは限らないので
2回目の施術は必要です。
【現代医学で対応できないもの】
痛みを取り除くには、
原因を除去しないと
解決できません。
しかしながら、
原因を突きとめず
マッサージや痛み止めなど
対処療法がなされ、
根本的な治療には至らず
困っている
患者さんが多数存在します。
【現代医学で対応できないもので,
JPRの強みで対応できること】
疼痛部位には原因がない
ということがよく
みられます。
JPRベーシックコースでは
全身の
筋膜の地図(ライン)を
勉強し、
離れた所にある
原因部位を
特定して治療することに
フォーカスします。
また、
姿勢や動作の分析や
見立ての方法を
お伝えし、
「何が根本的な原因か?」
「どこを治療すべきか?」
ということが考えて頂くよう
促していきます。
【質問に対して】
一回の治療で
10→0にできると
とても喜ばれますね!
しかし、前述の通り
ケースによっては
一回で完了しない場合も
あります。
患者さんの中には
1回で疼痛が完全になくなって
終了できると
思う方もいらっしゃいます。
ですから、
初めに治療方針の
オリエンテーションが必要ですね。
加えて、
ヒトの体には
状態を元に戻そうとする
仕組みがあります。
いわゆる
「もどり」
というものです。
ですから、
1回の治療で改善しても
また元に戻ることがあります。
さらに、
その痛みが
不適切な生活動作によって
起こるものでしたら
痛みの原因が
除去できていないため
より早く元に戻ります。
こういう事も予め
説明しておくと
後からトラブルになるのを
回避できます。
戻りに対応するには、
1回目で治療したところが
2回目来院時に
どのように変化しているのか?
という所を観察してみて下さい。
また、
その間の生活が
どのようなものだったかという事も
聞くと参考になりますよ。
そこから、
また問題点を抽出して
治療すべき場所を選定します。
この繰り返しで根本的な
原因への治療をしていきます。
【アクションプラン】
・症例の状態に合わせて
負荷量を検討して下さい。
・治療方針の説明を予め
行うようにして下さい。
医療研究チーム
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