- 2015年8月7日
⑤どんな膝の痛みでも改善するのか?
From 藤井 翔悟
膝のOAでよく言われるのが、
変形性の痛みがどの程度までとれて、どの程度まで改善するのか?
あと人工関節TKAですね
人工物入れてからでも痛みがとれるのかどうか?
っていうところをご質問でいただいておりますので
これに対してもこたえさせていただければなあと
思っております。
基本的に僕の症例みさせてもらった症例なんですけれども、
急性の状態ですね、何か炎症だったりだとか、
オペ早期の術後の創部に痛みががあったりとか、
炎症とか創部に痛みがあったりする人にはこれは無理です。
これは急性期の処置になりますので、
薬物療法だったりとか安静ですよね。
というような処方がメインになってきますので
こういった痛みをとることはもちろんできません。
ただですね、このような急性の状態が終わってですね、
膝OAってもともと慢性的な疾患じゃないですか、
急に痛くなってきたわけじゃなくて、
何かのメカニカルストレスとかが加わって、
膝に痛みが出てきてると思うんですけども、
そういった痛みであればほとんど取れます。
ほとんど取れますし、ほとんど膝そのものに原因がないんですよ。
前の動画でお伝えしたとおりですね、僧帽筋上部だったりだとか、
上腕二頭筋とかがですね膝の痛みに関連してるように
上肢の筋肉だったりとか、はたまたですね
肩甲骨の動きだったりだとかが膝の痛みと関連してます。
不思議なもんなんですけども、筋筋膜性の要素で
痛みが出ておられるのであれば、
なおかつ荷重の繰り返しだとかいう所見で
痛みが増悪のなであれば、きっと筋がかかわっている要素ですので、
そういった痛みっていうのは僕は
ほぼほぼ90パーセントぐらいは取れると思いますよ。
なかなか難渋される方もいらっしゃられるんですけども、
それはこういった方(急性期)ですね。
炎症だったり創部だったり、オペされた後に何か不具合があって
そのものの形式がもしかしてよくなかったっていう方のパターンも
あるかもしれないですけれども、
膝の痛み自体だいたい僕はすぐ取れると思いますし、
僕の経験的には取れていったと思います。
なので適応できる疾患としてはですね、
膝の炎症が強い時期だとか、創部、オペ後の痛みは取れないと思います。
僕はそんなことはできないですし、決してできるなんて
嘘をついたりしないんですけども、
慢性的な状態の症状ですよね、
そういった感じの痛みだったりというのは、
荷重時痛とかは、ほとんど筋の場合が多いので、
そういったものは
ほぼほぼ膝の痛みが取れるのかなとは思いますので、
そういった方を適応にしていただきながらですね、
治療のほうしていただければいいのかなと思います。
なので慢性的な痛みだったりとか、オペ後の安定期ですね、
オペによる影響ほとんどなくなった時期になればほとんど、
膝の痛みをとれるっていう風に考えておりますので。
これまで話させてもらった内容を踏まえてですね
あなたの見ておられる膝の痛みのある患者さんに
是非とも痛みを取り除いて、
その後のリハビリの結果が出るとかで、患者さんの主訴をとってあげて
痛みの回復のお手伝いをできればなあと思っておりますので、
今日は適応の疾患っていう形のお話をさせていただきましたので、
ぜひともご参考にしていただいて、
臨床に生かしていただければなあと思っております。
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