- 2015年8月7日
⑯ 苦労して膝OAの痛みを治療するのはもうやめましょう
From 藤井 翔悟
今まで膝OAの考え方だったりとか
治療でみるべき部位っていうのをお話しさせてもらいました。
膝OAなんですけども典型的なO脚を呈する方とか
あとX脚のような形で膝か痛い方もいらっしゃるんですよね。
こんな感じで要は2パターンのアライメントを呈しておられる方が
臨床上だとみられることが多いです。
このパターンが多いですよもちろん。
多いんですけどこっちのパターンも
僕は何回かみてきたことがありますね。
どっちにしても治療において何を考えていくかって
いうところなんですけど、要はその、要はすべてはこれです。
パターンを崩すことです。
膝OAの歩行時痛にしても階段昇降時痛にしてもですね、
何が起こっているのかといったら要は同じようなアライメントで
同じような荷重面で、
同じような筋肉と同じような関節が使われて、
それが繰り返しメカニカルストレスになって
痛みってな形になってるんですよね。
まあちょっとだけ想像してもらいたいんですけど、
例えば肘のこう曲げる運動でバーベルでこうやっていると思うんですけども、
これをね、例えば10回やったら筋肉が張ってるな
30回やったらちょっと疲れてきたな。
50回やったらもう上がらへん両手パンパンや
100回やったらもう痛いです。
筋肉疲労しまくってなんか肘の先も痛くなって、
ちょっと手がしびれてくるような感覚とかなると思うので
一回やってみてください
何がおこっているかっていったら
要は循環障害だったりとか
後は関節面の要はなんてゆうか滑走性っていうか
すべりが悪くなっていったりだとか、
筋が疲労していって腱にストレスがかかっていったりだとか、
その過程で骨がずれたりとか
その過程でアライメントが崩れていってって
いうふうに何がおこっているかっていったら、
同じパターンで同じ運動をし続けること
それが過剰に繰り返されること
それが何年も続けられることで痛みが出てきます。
僕たちのやるべきことっていうのは
要はこのパターンっていうのを崩すことができればですね、
痛みっていうのは基本的に膝OAは減らすことができます。
僕の経験上はそういうことが多々おおかったです。
でまあ、あのーこのアライメント
2パターン書かさしてもらんたんですけども、
今日も2つの見ていただきたい筋肉っていうのを
あなたにお伝えさせてもらいます。
はい。えーっと二つ筋肉を書きました。
二つのアライメントを呈する方の荷重パターンを書きました。
外側広筋、
このO脚を呈している人は当然ですけど
外側にスラストしてるんですよ。
で、えーっと体重、姿勢制御するために要はですね
重力に抗するために外側広筋っていうのを使っていくんですね。
どんどんどんどん。
でめっちゃ硬なってます。パンパンです。
なので、そこが痛みの原因に
なっていることがめちゃめちゃ多いですね。はい。
でその先の根本的には臀筋だったりするんですが、
やっぱり外側広筋そのもの自体もパテラ自体の、
膝蓋大腿関節自体の動きっていうのも悪くしていることが多いです。
そういうのも見るべきですね。
こっち、反対です。一緒ですよね。
内側にずっとずっと荷重していっているので内側がですね、
要は過剰に硬くなっています。
内側広筋だったりとか内転筋群。
内側広筋とか内転筋群っていうのは筋で連結があるので、
そういったところは硬さが出ててそこのラインを介して
大腰筋とか腸骨筋が硬くなっているとかね。
ていう感じのパターンでできてます。パターンです。
これはアライメントを見ればだいたいそのパターンが
できてしまっているなってのがだいたいわかりますので、
あのですから、こういう風に外側に出てる人は
外側広筋狙ってみて、
内側に出ている人は内側広筋をまあ緩める方向ですね。
緩めてください。
筋トレしたらいけないです。
緩めるとその場で痛みがぽんと減ることが
すごく多いと思いますので、
もう一回何度も何度も繰り返してますけども
膝OAってのは要はそのメカニカルストレスの繰り返しなんですよ。
おんなじね。
それを何年も何年も繰り返してはるので、
そのパターン崩すってことをやってください。
それがですね、外側広筋だったりとか
内側広筋にパターンが反映されているので
そこを緩めてください。
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