- 2015年9月23日
⑱あなたは肩こりからくる頭痛が治せず困っていませんか
From 藤井 翔悟
今回は肩こりからくる頭痛をお伝えさせてもらいます。
臨床で柔整師や整体師、鍼灸師の先生は
肩こりの方が頭痛があるというのを当然のごとく診ておられますよね。
つまり重度の肩こりとなってくると首もまわらない、
肩も動かない呼吸もしにくいし頭痛もあるという方が
特に女性に多いですよね。
これに対する症状の考え方を今日はお伝えさせていただこうと思います。
頭痛にはいろいろ症状がありますけど、
肩が凝った時に頭痛がしてくるだとか、
デスクワークをしてて首肩周りが疲労するたびに
頭痛が出てくるっていう風におっしゃられるのであれば、
これの原因は当然筋・筋膜が関連していると考える事ができますよね。
であれば頭痛が発生する機序としては、
筋・筋膜自体が硬くなる、
もしくは滑走性が悪くなることによって
何かしら機能的な異常が起こるからこそ、
機能的な異常が起こるからこそ、
頭痛が出てくると思うんですけど、
頭痛で考えていただきたい最大のポイントはこれです。
血流です。
椎骨脳底動脈であったり大きな動脈がありますけど、
それ以外にも頸部から頭部に循環させて、
栄養を送っている形になっているんですけども、
血流自体が悪くなってしまうと、
そのことにより頭痛が起きることが多いです。
ですから頭痛の考え方として筋・筋膜を調整することにより、
血流を良くしてるんだなっていう視点を持っていただくと
治療の幅が一気に広がっていきます。
筋繊維を生理学的な顕微鏡で見たような形の
アクチンとかミオシンとかが見れるように水平断、
筋繊維を横からぶった切ったような図なんですけど、
筋肉の中にはもちろん血管があるんですよね、
そこに神経があったりするんですけどもつまり筋幾が収縮している、
もしくは栄養されてるもしくは、
肥大が起こるっていうような状態があるということは、
つまり筋肉があるのであれば、
その中に血管があるというのは間違いないです。
ですから筋肉の中に、血管、神経があるというのは
ワンセットで考えることができるんですよね。
僕の治療の考え方の基本になっててつまり筋があるからこそ、
血管がある、血流があるし、筋・筋膜性がかぶっているのであれば、
そこを治療すると血流自体も良くできると考える事ができます。
ですから肩こりからくる頭痛の考え方として、
使用頻度とか疲労感が増悪するにつれて頭痛がでてくるのであれば、
筋・筋膜性がかぶっているという所見なので、
そういった所見であれば
血流が改善するっていう形の治療を展開することでいい結果が出ます。
またこれが生理の時に痛いだとか、
天気によって痛いだとかは別のケースですので、
それはまたお伝えしていこうと思います。
以下にいつも使っているメールアドレスを正しくゆっくりと入力してボタンをクリックしてください。